膝の痛み
- 長年の膝痛で悩んでいる
- スポーツで膝を痛めた
- 立ったり、座ったりする時に痛む
- 膝が痛く正座できない
- 病院に通っているけれど痛みが緩和しない
- 階段の上り下りがつらい
- 膝の手術を進められている
~なぜ膝の痛みが起こる?~
「変形性膝関節症」「膝蓋骨不安定症」「「膝蓋大腿関節症」「膝に水がたまる状態」など
《2》病気や身体の異常が原因の膝痛
「代謝・発熱の異常よる関節の痛み」「骨腫瘍」など
《3》交通事故、スポーツ障害などによる膝痛
「靭帯損傷」「半月板損傷」「成長期による膝痛(オスッグト・ジャンパー膝)」など
に分けられます。
膝は運動や体重による負荷を受け止めて、身体のバランスを保つために重要な役割を果たしています。
そもそもの膝の使い方や、筋肉の状態、筋肉のバランスが悪いという方が多いです。そのため、「加齢によるから」「変形しているから」膝の痛みが緩和しないと諦めている方も多いです。
しかし、適切な処置をしていく事で痛まない状態にしていくことは可能です。
日常的な姿勢や、膝の使い過ぎ、加齢、外からの大きな力が加わって怪我をした場合や、長い間負荷がかかることにより痛めた場合など、膝痛の多くは、膝にかかる負担によって「骨」「筋肉」「靭帯」「関節包」「軟骨」といった組織が痛んでいる状態です。
また、膝の痛みをカバーするために、身体のバランスが崩れて肩の痛みや腰痛などに繋がってくることも多いです。
膝の痛みを緩和していくためには、患者さま1人1人生活習慣も違うので原因や症状も異なります。だからしっかりとコミュニケーションをとり、症状を見極めて、痛みの原因にアプローチしてあげることが大切です。
膝の痛みの中でも多いのは「変形性膝関節症」です。
太ももやお尻の筋肉が固くなり(身体を支えるために重要な筋肉なので、負担が大きい)、膝を支えるための力が弱くなってしまい、身体のバランスが不安定になります
その状態で過ごしていると関節軟骨に負担がかかり、軟骨が摩耗することにより削られた軟骨片が、関節包の内側にある 滑膜(かつまく) という膜に炎症を起こします。
炎症を起こすと関節の中の関節液が増え、これが腫れた状態となり、いわゆる関節に「水」が溜まるということになります。
また、骨や軟骨にはほとんど神経が通ってないので、軟骨が削られたから痛いのではなく、削られた軟骨片が炎症を起こし痛みが出てくるということです。
加齢とともに徐々に軟骨が摩耗しやすくなります。更に状態を放っておくと、関節の軟骨がすり減る、安定感を出すために関節が変形して、症状が悪化する。それが、変形性膝関節症です。
~膝の痛みの改善ポイント~
膝の痛みに対する一般的な治療として、膝にたまった水を抜く、痛み止めを服用する、膝に注射をする等があります。
これらの治療は局所的に一時的に膝の痛みを緩和することは出来ても、根本の部分に対しての痛みの原因にアプローチしていくことは出来ません。
一時的な痛みを取る対症療法的な施術を繰り返しても、膝にかかる負担や変形を抑えることはできないのです。
スポーツによる膝のケガや、加齢による膝の変形であっても、患部のみだけでなく、痛みを引き起こしている原因を考える必要があります。
膝は太ももやお尻の筋肉に支えられているので、筋肉が弱くなってしまうと、膝への負担が大きくなります。
そのため、膝への負担を減らしていけるように、
『膝を支える筋肉の柔軟性と筋力の向上』
を目的とした施術を行っていき、膝に負担をかけている原因(力学的ストレス)を取り除くことが大事です
他の膝痛の場合も、痛みの原因がどこにあるか?を見極めた上での施術を行うことが重要です。